デントリペアとはどんな技術?板金塗装との違いは?
まだまだ日本ではあまり馴染みのない【デントリペア 】という車の凹みの修理技術の特徴をご紹介します!
そもそもデントリペアってなに?
デントリペアは、板金塗装せずに特殊な工具(デントツール)を使い、凹みを修理していきます。ざっくり説明すると、凹み箇所を裏側から押し上げたり、引っ張ったりして凹みを押し出したり、逆に出ている場所をたたいて凹みをなかったことにする修理技術のことです。
簡単そうに見える作業ですが、とても技術が必要な修理法なため、施工する職人の腕により仕上がりに違いがでる繊細な修理法でもあります。

どんな修理にむいている?板金塗装との違いは?

板金塗装の特徴
車を傷つけてしまったときに、多くの方がまず思い浮かぶ修理法がこの【板金塗装】だと思います。
板金塗装は、塗装がはがれてしまうような大きな傷、樹脂のパーツなどでも修理可能なのが特徴です。
どんな傷、どんな場所でもなおせてしまうことが多い、頼りなる一般的なお修理方法です。
デントリペアの特徴
板金塗装に対してまだまだ認知されていないのがこの【デントリペア】という修理法だと思います。
デントリペアは塗装がはがれていない小さな凹みの修理を得意としており、修理歴をつけずに修理できたり、塗装をしないためオリジナルの色のままで施工可能です。
色褪せや修理歴の対象になるルーフパネルに凹みがつきやすい雹害車にとってはありがたい修理方法です。

どちらの修理方法が愛車にピッタリなのかの判断は専門スタッフへ
このようにそれぞれメリットがあり、またデメリットがあります。
もちろん板金塗装は多くの凹みを修理できる優秀な施工方法です。そして、技術者も多く施工時間はかかるものの、すぐに修理にとりかかってくれます。
一方でデントリペアは認知度も低く、技術的な難易度も高いため、大きなメリットはあるものの技術も人員も不足しているのが残念ながら現状です。
でも!それでも雹の被害がある地域では、順番待ちしてでもデントリペアで修理したい方が増えてきました。
当店の専門スタッフは17年以上前からデントリペアの技術を雹害各地で磨いてきました。小さな凹みも見逃さず、しっかりと修理するのが好きな当店の専門スタッフです。ぜひ板金塗装にだす前に、一度お気軽に相談してみてくださいね♪